富山市北部の海岸線には東から浜黒崎・岩瀬浜・八重津浜、3つの海水浴場があり海水浴シーズンには多くの人で賑わいます。浜黒崎は、白い砂と黒松の林が続く風光明媚な海岸でありキャンプ場も整備されています。また、この地域の海岸からの風景は「立山あおぐ特等席」の一つに指定されています。岩瀬浜海水浴場は、富山市の海の玄関である富山港や北前船等で栄えた古い町並みが今も残る岩瀬に位置する白砂青松の浜辺で、越中舞子と呼ばれた。八重津浜海水浴場は、富山市の中央を流れる神通川の西側に位置し、ウィンドサーフィン等のマリンスポーツのメッカとしても知られています。
豊かな自然に恵まれた園内は、里山の自然を再発見する格好のフィールドです。また、動物たちは生態展示をねらいとしており、雑草やものかげに隠れて見えにくいこともありますが、それが自然本来の姿で、オリの中の動物とはひと味違います。ファミリーパークは見るだけでなく、参加する動物園としていろいろな催し物や行事も行っています。
富山県水墨美術館は、自然に囲まれた静かな環境の中で水墨画を中心とした日本文化を鑑賞できる茶室や日本庭園を配した、和風の美術館です。近代水墨画の常設展示のほか、日本の美に関する多彩な企画展を開催しています。
富山城址公園の脇を流れる松川は富山市民の憩いの場。県内屈指の桜の名所として、春には多くの花見客で賑わいます。川べりは、彫刻公園として整備され、28作品が道行く人々の目を和ませます。また、7つの橋をくぐる遊覧船からは、地上とは全く異なった景色が広がり、特に桜のトンネルを潜り抜ける春の景観は圧巻です。
佐々成政、そして富山前田家230年間の居城だった富山の必見スポット。戦国時代には佐々成政の居城であり、江戸時代には富山前田家の居城として、富山藩政の中心であった富山城。この城跡が「富山城址公園」として整備され、市民の憩いの場となっています。公園内に残る石垣や堀からは、当時の威容を見ることができます。また、戦後に建設された天守閣内(郷土博物館)では、400年以上にわたる富山城の歴史を紹介しています。園内には、東洋の古美術を中心に展示する佐藤記念美術館もあります。
郷土の自然や身近な現象から自然の仕組みをさぐり、科学の面白さを実感することができるよう、また、富山の自然の特徴をあらゆる角度から楽しく学ぶことができるように、「とやま時間のたび」「とやま空間のたび」「宇宙へのたび」の3部で構成展示しています。 展示室ではツチクジラの骨格標本や恐竜などの大型標本をはじめとする多くの資料が皆さんをお待ちしています。ダイヤモンドダストや強風の体験装置があり、自然史展示と理工展示が一体となっています。
とやま都市MIRAI計画のシンボルゾーンとして水辺空間の豊かさを大切にしながら整備された、面積9.7haの親水文化公園です。富山の自然と富岩運河の歴史を活かしたこの空間は、地域の文化や未来を見つめ、創造するオアシスとなります。水に親しむ場として旧舟だまりを利用した水辺空間を中心に、両岸には遊歩道や芝生のスロープを配置し、憩いと親水の公園機能を演出しています。また水面の中央には両岸を結び二つの展望塔をもつ天門橋を設け、水のカーテンと湧泉などで構成する泉と滝の広場とあわせて、景観的にも都市のシンボルとなる施設をめざしています。夜景・晴れた日の立山連峰の景観はお勧めです。
富山県中央植物園は、24.7haの広大な緑地に整備された植物園です。国内外の野生植物など約5,000種の植物を収集・展示しています。園内には中央にある「花のプロムナード」をはさんで北半分が「世界の植物ゾーン」、南半分が「日本の植物ゾーン」に大きく分かれています。またガラス張りのアトリウムには、熱帯雨林の植物や果樹、ランなどを集めた温室と、高山植物を展示した冷室があります。
富山市天文台は立山連峰、富山平野、富山湾などを一望できます。また80種類以上の野鳥が生息する野鳥の園「とやま古洞の森・自然活用村」にあります。中には国内最大級、口径1mの主鏡を持つ高精度の反射望遠鏡で宇宙の神秘を体験することができます。
昔から多くの池が点在するところで、野鳥が群れ飛び、立山連峰や富山平野、富山湾が一望できます。また、自然とのふれあいや農業体験、生活体験等の場を提供し、豊かで潤いのある農業農村を創造するものです。村内には、ケビンやバーベキューガーデンなどのレクリエーション施設も完備しています。
富山市婦中町音川地区には観光ぶどう園があり、8月上旬から10月上旬には、たわわに実ったマスカットや巨峰などのぶどう狩りが楽しめます。量り売りと食べ放題があり、収穫したばかりのぶどうの味は格別です。
大自然に囲まれ、静けさと景色が自慢のリラックスゾーン。浴場は明るいクアハウス風。泉質は、ナトリウムとカルシウム塩化物泉で、神経痛、消化器病などに効果があります。別館の不老閣は、昭和47年まで温泉宿として使われていた明治初期の建物を移築したもので、古さの中にも風格を漂わせています。
地中から掘り出される「生物の痕跡」、それが化石です。地球上に初めて生命が誕生したのは36億年前。生物はその時から自分の痕跡を地層に残してきました。化石を調査研究することで、生物の繁栄、進化、当時の環境を知ることができます。生命の歴史を知ることができる唯一の物的証拠「化石」。海韻館では何億年も前の生物と会うことができます。過去の生命との不思議な出会いがここから始まるのです。
八尾の伝統的な町屋を再現した館内には、おわら中興の祖、初代おわら保存会長の故川崎順二氏にまつわる資料を中心に、小杉放庵や野口雨情ら多くの文人墨客との交流の様子、歴史がうかがえる数々の資料を展示。また、大型スクリーンの映像と最上級の音響施設により輪踊りの中にいるような臨場感あふれるおわらが体感できます。
神通川の水辺にソフトボール場、サッカーコート、パークゴルフ場、バーベキュー広場等様々な施設が設けられています。春には周辺の堤防上の千本桜が花をつけ、花見の人々で賑わうほか、季節に応じて各施設で様々な催しが開催されます。活動の基地となる「自然ふれあい学習館」は川の駅として、町内外からの人々が交流できる拠点施設となっており、水辺プラザで展開されるさまざまな活動の中核となっています。特産品コーナーも設けられています。
岐阜県との県境に位置し、標高1,596m。ブナ(シロキ)群落が名の由来。山頂一体はゆるやかな起伏の草原で、貴重な高山植物が多く見られ、特に7月のニッコウキスゲの咲く時期は一面が黄色い花で埋め尽くされる。山麓の21世紀の森は自然の仕組みを楽しみながら学ぶことができ、学習展示館を基点として自然観察、きのこ狩りができる散策道が整備されている。杉ケ平キャンプ場にはテントサイトの他、コテージもあり、バーベキュー、バードウオッチング等幅広く活用できます。
山頂の「風の城」(展望施設)をはじめ、展望台のバーベキューコーナー、遊歩道、キャンプ場(中腹)、芝生広場(麓)など、気軽に楽しめるアウトドアフィールドです。秋の紅葉はもちろん、春には展望台周辺に「かたくり」が一面に咲き広がるなど、四季を通じて見所があります。また、「風の城」からは富山平野を一望できます。
神通川の流れと、幾重にも重なる山並みが作り上げた約15kmの峡谷で、春の新緑、秋の紅葉と四季折々に表情を変える峡谷美が、多くの人の目を楽しませてくれる。神通峡県定公園の中でも、飛騨の山々の雪解け水が激流となって岩を噛む「片路峡」は屈指の景勝地です。
県定公園神通峡を見下ろす標高250mの割山にあります。 オートキャンプサイト・コテージ・バーベキュー棟等アウトドアライフをエンジョイできます。園内中央にある土田池では釣りや野ガモをはじめ野鳥のバードウォッチングが楽しめます。
ファミリーからエキスパートまで楽しめる北陸最大級のスキーエリア。富山平野、富山湾、遠くは能登半島まで望む眺望は最高!自動登坂機サンキッドがあるらいちょうバレーキッズパークも人気。グリーンシーズンはゴンドラを使ったトレッキングや山麓のウォーキングを楽しむことができます。
立山山麓スキー場のふもとにあり、リゾートムード溢れる民宿やペンションが立ち並んでいます。ぬるぬるした泉質が特徴で、美肌効果があり、別名「美人の湯」と言われています。
大山の三賢人(宇治長次郎・金山穆韶・播隆上人)、有峰の生活と文化、常願寺川の治水と発電、亀谷銀山、長棟鉛山、恐竜関係資料を主に展示しています。有峰関係の展示では、木彫りの狛犬(市指定 有形民俗文化財)を見ることができます。
300年余の歴史がある「越中おわら」。その唄と踊りは叙情豊かで気品高く、哀調の中に優雅な趣を有しています。格子戸の民家、土蔵等、昔の面影を残す町並みに数千のぼんぼりが立ち並び、三味線、胡弓、太鼓の音に合わせて哀調帯びた唄や格調高い男女の踊りが、坂の町を揃いの法被や浴衣姿で流し歩き、編み笠の波が行き過ぎる。八尾小学校グランドの演舞場では、保存会各支部による演舞会が行なわれます。
松川べりの桜が咲き誇るころ、鉦や太鼓の音と共にやってくる「全日本チンドンコンクール」。全国から約30数組100人近くのチンドンマンが集結。ど派手な衣装、太鼓や三味線などの音色が鳴り響き、人々に笑いが湧きおこります。
富山市の中心部に位置し「山王さん」として親しまれている日枝神社のお祭り。千数百件の露店が辺り一帯に所狭しと軒を並べ、夜遅くまで大勢の人々で賑わいます。富山市民にもっとも親しまれているお祭りの一つです。
曳山車祭りは、岩瀬諏訪神社の春季例大祭として開催され、14基の曳山車(ひきやま)が勇壮に町を練り歩きます。夜には祭りは最高潮となり山車どうしが激しくぶつかり合い、互いの力をくらべる曳き合いが行われます。この曳き合いの激しさから「けんか山車」という異名でも親しまれる歴史と伝統のある祭りです。
白銀の立山山麓にスノーピアードの煌きを灯します。 おなじみの巨大かまくらライトアップに加え、キャンドルイルミネーションや樹木のライトアップなど、真っ白な立山山麓スキー場を幻想的に彩ります。