トロッコ電車「黒部峡谷鉄道」は、もともとは電源開発にともなって、ダムの建設資材や作業員を運ぶための鉄道として誕生しました。始発の宇奈月駅から終点の欅平駅まで、沿線には黒部峡谷の見どころが満載。全長20.1kmを片道約1時間20分かけてゆっくり走るトロッコの旅。感動はノンストップです。
宇奈月ダムの役割や仕組み、黒部川の自然などについて体験で楽しみながら学べる施設です。館内には黒部川流域の自然の雄大さを伝えるパノラマ写真や富山県の衛星写真が床一面に広がるほか、大型地形模型、リアルタイムで情報が提供できる検索装置やミニシアターを設置。イメージキャラクターの「ウナッキー」と「ヅッキー」のかわいらしい猿の親子が、分かりやすくダムの仕組みや歴史を教えてくれます。ガラス越しに見学できるダムの操作室、監査廊(通廊)と呼ばれるダムの中のトンネルも一見の価値あり!
国際交流の拠点、国際化・情報化社会に対応する人づくりの場として1993年(平成5)8月にオープン。本格的な国際会議場として大ホール、小ホール、中小6つの会議室を備え、あらゆる用途に対応できます。大ホールには最新の6か国語同時通訳システムを完備し、最大800席のレイアウトが可能。映像・音響・照明システムも整っており、コンサートや演劇などの公演なども行われています。また、美術館には平山郁夫をはじめ日本を代表する作家らの描いた、秘境黒部峡谷を題材とした作品を常設展示しています。
標高約355mの高台にあるくろべ牧場まきばの風からは壮大な景色と目の前に広がる黒部川扇状地、そして富山湾を一望することが出来ます。この景色を見ながら味わう牧場スイーツはまさに絶品!くろべ牧場には約250頭の乳牛や、ポニー、羊、うさぎなどがおり、まるでミニ動物園のようです。標高355mの牧場からは、黒部川扇状地や富山湾、遠くは能登半島まで眺望できます。また、地元で生産された新鮮なお肉や野菜を使ったバーベキューも楽しめます。
日本海最大級のプラネタリウム(2016年リニューアル)を楽しめる科学館。寝転んで見ることができる芝シートや、二人掛けのペアシートなど、リクライニングしても、足を延ばしてゆったりとご覧いただける座席配置となっています。またプラネタリウムだけでなく、科学の不思議を学べるサイエンスショーや、宇宙やジオパークに関する展示、子どもから大人まで楽しめる科学工作おもちゃなど展示しています。
黒部市総合公園内にある「水と緑」をテーマとする立山連峰が見える美術館。郷土ゆかりの作家、国内外の作家の作品を幅広く展示されています。企画展を中心に展覧会を開催し、日本・郷土の二つの視点に立って様々な作品の収集、展示活動を行っています。銅葺き屋根の美術館からは、四季折々に移り変わる自然の景観も訪れる人々の憩いの場となっています。豊かな自然の中で、親しみやすい美術館をモットーに郷土作家を紹介する地域文化創造の拠点となっています。
水と人と自然とのかかわりを、遊びながら一緒に学べる公園です。園内を流れる水は、すべて浄化されてきれいになった下水処理水。人工滝としては日本一の規模を誇る幅121mの「きららの滝」や魚も泳ぐ「ゆららの水辺」、メダカやトンボ、鴨や雉などが生息する「せせらぎ水路」が、水辺の植物や周辺の木立と調和して、水と緑の親水空間を創り出しています。日没後はライトアップされ、幻想的な雰囲気も味わえます! 子どもから大人まで水に親しみ、水の大切さを学ぶ公園として市民に愛されています。
魚の駅「生地」は、県内一新鮮ともいわれる獲れたての魚介類や水産加工品が豊富に並び、店員さんの声が飛び交う活気ある場所です!魚の駅「生地」は『できたて館』と『とれたて館』の二棟からなり、新鮮な魚介類を購入することはもちろん、食すことも出来ます!漁港からすぐに仕入れた魚は新鮮でぷりぷり!ぜひとも黒部の“きときと”をご賞味ください!
石田浜海水浴場富山湾を代表する海水浴場。シーズン中は、大勢の海水浴客が訪れ大いに賑わいます。 丸い小石の砂利の浜で出来ています。半径10キロ圏内の海水浴場は県内でここだけ。すぐ横には釣り桟橋があり釣りも楽しめます。毎年8月上旬にはマリーンフェスタや花火大会が開催されます。
年に一度の雪と炎の祭典、宇奈月温泉で昔から続くイベントです!宇奈月公園での左義長神事のあと、たいまつを持ったスキーヤーが宇奈月温泉街を公園まで滑る様は思わず拍手喝采してしまうほど美しい光景です。公園でふるまわれるおいしい黒部名水ポーク入り鍋で身体を温めて、温泉街から見える雪上花火をお楽しみください。誰でも参加可能な「たいまつウオーク」も目玉のひとつ!ぜひここ宇奈月の冬を、あたたかい温泉とともに楽しんでいってください!
漁業者たちが大漁と海難無事故を海の神にお祈りするためのもので、屋形船や海上花火、灯篭流しが夜の海を染める豪快なお祭りです!生地における例祭は新治神社において行われますが、えびす祭りの場合は生地阿弥陀堂浜の「西の宮」で行われ、祭神も蛭児命(エビス)が祀られています。 夜には、神社に安置されているエビス、大黒の像を満艦飾にした漁船に乗せ、19:00ごろ黒部漁港から出航、生地沖を1時間程度巡航します。その後、生地小学校の子どもたちが家から持ち寄った灯篭流しが始まり、幻想的な雰囲気に包まれます。また、期間中「くろべ生地浜海上花火大会」も開催されます。約1,000発が打ち上げられる豪快な花火は必見です!
黒部川に住む大蛇のもとに嫁いだ美しい娘、お光の伝説を再現したお祭りです。愛本姫社は黒部川にかかる愛本橋の下立地区にある神社で、江戸期の浮世絵師池田英泉の書いた「花魁(おいらん)」をご神体としています。この浮世絵はゴッホが模写したということでも世界中で有名であり、毎年のこのお祭り時のみ拝むことができる貴重なものです。お祭りでは伝説に基づいて、大蛇やお光の仮装行列や大蛇の化身の青年とお光の婚礼が行われます。また、お光が伝えたとされる「ちまき」の販売もあり毎年大人気で、富山の祭り100選にも選ばれています。